至極個人的なメモ

引越しのため、部屋の掃除をしていたところ
「押井学会Vol.1 Vol.2」なる本が出土した。
学生時代に悪友に拉致されて売り子をした某コ○ケの会場で
買ってしまった本のようだ。
哲学的な観点から、押井守の映画を語っているのですが
一度もまともに読んでいませんでした。
パラパラとめくり、気になるキーワードを発見。
ゲーデルエッシャー・バッハ・BD(登坂正男1985.5)」
やく10年前の同人批評でネットでも読めるようです。
内容はBD・・・ビューティフル・ドリーマー・・・うるせいやつら
の映画の批評(?)みたいですね。
同人批評論文として、80年代を記念する、ひとつの
記念碑なのでしょうか。「押井学会Vol.1 Vol.2」の中で
よく登場する言葉です。
・・・
・・

ビューティフル・ドリーマーなんて
映画みたことないし・・・哲学的な内容なんでしょうか?
気になったのは、20世紀を代表する偉大な数学者
「クルト・ゲーデル」が先の論文のタイトルで出ている点。
ゲーデルが導いた20世紀数学のひとつの到達点「不完全性定理」について、同論文が
言及するものならば、興味深いところです。
時間があれば、読んでみようかな。
われわれは知らねばならない。われわれは知るであろう(D・ヒルベルト
今週土曜は某T大大学院で天文学を研究していた先輩の結婚式です。
うんちくを仕入れておかねばっ

http://gegematsumoto.hp.infoseek.co.jp/bd01.html


クルト・ゲーデル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB
↑のHPで驚きの発見をして、ちょっと興奮。
ゲーデルの曾々孫はSF小説家のルーディ・ラッカー(上記HPより引用)」って
まじですかっ?!
おいらは日本で出版されたラッカーの作品はほとんど所蔵しているのですが・・・
(つまりラッカーマニアってことです)
なるほど、ラッカーは数学者でありSF小説家であり、無限の濃度や連続体仮説
、あるいはヒルベルト空間などの数学的アイディアをSFで書いているのも
クルト・ゲーデルの曾々孫と考えれば必然に思える・・・。
世界はせまいなァ^^
(いやー、びっくりした。今年上半期で3本の指に入る発見です)
そして、さらに驚くことがっ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
「(ラッカーは)哲学者のヘーゲルの曾々々孫にあたる(上記HPより)」
す、すごすぎる家系だ!
ヘーゲル哲学と不完全性定理ゲーデルがご先祖っ?!
逆に言えば、人類史的な学問の偉人を祖先にもつということは、想像を絶する
プレッシャーがっ^^