忘れてた、映画の評論がっ

週末にキルビルキルビル2をレンタルしました。
Vol1を見て、変態監督だなぁーと思ったのですが
Vol2では、人物の内面描写や張り巡らされた伏線のプロットが面白かった。
今から思えば、Vol1の女子高生の使っていたとげとげ砲丸に鎖がついていた
武器って・・・「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」のパロディー
ではないか、と思ったり^^
んで、どのシーンが一番いいかと問われたならば、
生きたまま墓に埋められた主人公が、パイ・メイなるカンフーの達人に
伝授された技をもちいて、脱出するシーンですかねぇ・・・
光の無い地下の柩の中で、恐怖をこらえた主人公の息だけが聞こえ
柩の上に泥がかけられていくシーンでは、主人公=見る人といった
一体感を覚え、恐怖がいっそう高まりました。あの見せ方はすごい。
ポーの「黒猫」を例にもちだし、生き埋めへの恐怖が欧米人にはあるのだと
どこかで読んだ記憶がある。


「可愛がっていた猫が嫌になり、片目をえぐりとり、絞殺してしまう。
 やがて同様の黒猫があらわれ、その猫を斧で殺そうとしてあやまって妻を殺す。
 死体を壁に塗り込めるが、警官が捜索に来たときその壁からなき声が聞こえて死体が発見される。
 その死体の頭の上に黒猫が片目を光らせて座って居たというぞっとする話だった
http://www.geocities.jp/petapon2001/NE10.html より引用)」


壁から声が聞こえる・・・死んでしまった人の墓から声がっ・・・
死んだと思っていても、まれに生き返ったり(?)
寝静まった夜中、壁の中で死んでるはずの人の声がきこえたり
墓の中から声がきこえてきたり・・・考えるだけでこわっ!!


キルビルは、このひとのHPを参照
http://www.yuushin.org/4_essay/essay2004/0430_killbill2.html